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小児矯正でよくある誤解
こんにちは。さいたま市北区宮原町の【宮原はれのひ歯科・矯正歯科】です。
小児矯正について調べていると、
「本当に必要?」「まだ早い?」「様子見でいい?」
と、さまざまな情報があって迷ってしまいますよね。
実は、小児矯正には 誤解されやすいポイント がいくつもあります。
今回は、保護者の方からよく聞かれる“小児矯正の誤解”をわかりやすく解説します。
◆ 誤解①「永久歯が全部生えそろってからでいい」
これは最も多い誤解です。
確かに「歯をきれいに並べる」だけなら、永久歯がそろってからでも可能です。
しかし小児矯正の目的は、
歯を動かすことではなく「顎の成長を正しく導くこと」。
6〜10歳は顎の成長が最も活発な時期で、
この時期を逃すと顎の幅を広げる治療が難しくなります。
👉 永久歯が生えそろってからでは遅いケースもあります。
◆ 誤解②「歯並びが悪くなってから考えればいい」
歯並びが目に見えて悪くなってからでは、
すでに 顎の成長不足やクセが固定化 していることも少なくありません。
小児矯正は
「悪くなってから治す」より
「悪くならないように予防する」意味合いが強い治療です。
早めにチェックすることで、
矯正が不要になる
治療期間が短くなる
抜歯を避けられる
といったメリットがあります。
◆ 誤解③「小児矯正は痛そう・かわいそう」
小児矯正は、成長の力を利用する治療が中心です。
強い力で歯を動かさない
顎の成長をサポートする
マウスピース型(インビザラインファースト)も選択可能
そのため、大人の矯正より痛みが少ないケースがほとんどです。
「かわいそう」ではなく、
将来の負担を軽くする“やさしい矯正”と考えていただければと思います。
◆ 誤解④「矯正をすると必ず抜歯になる」
小児矯正の大きな目的のひとつが、
歯が並ぶスペースを事前に作ることです。
顎の成長期にスペースを確保できれば、
抜歯をせずに済む
最終矯正が不要になる
簡単な調整だけで済む
といったケースも多くあります。
👉 抜歯リスクを減らすために行うのが小児矯正です。
◆ 誤解⑤「矯正をすればクセは自然に治る」
実はこれも重要な誤解です。
口呼吸
舌のクセ
頬づえ
指しゃぶり
などの悪習癖が残ったままだと、
矯正後に歯並びが後戻りする 可能性があります。
そのため小児矯正では、
舌のトレーニング(MFT)
呼吸の改善
姿勢の指導
などを併せて行うことがとても大切です。
◆ 誤解⑥「小児矯正は誰でも必要」
小児矯正は 全員に必要な治療ではありません。
顎の成長が十分
スペースに余裕がある
悪習癖がない
場合は、経過観察だけで問題ないことも多くあります。
大切なのは
「必要かどうかを正しく見極めること」 です。
◆ 誤解⑦「今すぐ始めないと手遅れになる」
小児矯正は「今すぐ始める」だけが正解ではありません。
今は様子見
数か月後に再評価
成長を見て開始
という判断もよくあります。
早めに相談しておくことで、
ベストな開始時期を逃さない というメリットがあります。
◆ 宮原・加茂宮・土呂・大成エリアで小児矯正相談なら当院へ
歯並びだけでなく、
顎の成長・舌のクセ・呼吸・姿勢まで含めて
総合的に判断しています。