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舌のクセが歯並びを悪くする理由

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舌のクセが歯並びを悪くする理由

こんにちは。さいたま市北区宮原町の【宮原はれのひ歯科・矯正歯科】です。

「舌のクセってそんなに影響あるの?」
「子どもの舌の動かし方が気になる…」

保護者の方からこうした相談を受けることが増えています。
実は 舌のクセは歯並びに大きな影響を与える重要な要素 です。

歯並びを乱すのは“強い力”よりも “弱い力が長時間続くこと” であり、
舌のクセはまさにその典型です。


◆ 舌のクセとは?

舌のクセとは、舌が正しい位置にない、または不自然な動きを繰り返すことを指します。
代表的なものは以下の通り👇

飲み込むときに舌で前歯を押す(舌突出癖)

いつも舌が下にある(低位舌)

舌で歯の裏側を押す

舌を前に出してしまう

発音時に舌が前に出る(サ行・タ行)

これらはすべて歯並びに影響します。

◆ 舌のクセが歯並びを悪くする理由
① 舌は“前歯を押し続ける力”になる

舌の力は実はとても強く、
飲み込む動作だけでも1日に 1500〜2000回 行われます。

そのたびに舌が前歯を押すクセがあると、
弱い力でも頻度が多いため、
前歯が前に傾いて出っ歯につながる のです。


② 舌が下にあると上顎が発育しない

舌は本来、上あご(口蓋)に軽く触れているのが正しい位置です。
この位置に舌があることで、上顎は横に広がり、歯が並ぶスペースが確保されます。

しかし舌が下がったままだと…

上顎が狭い

歯が並ぶスペース不足

ガタガタ(叢生)になりやすい

といった影響が出ます。

③ 舌のクセは口呼吸を誘発する

舌が低い位置にあると口が閉じにくくなり、口呼吸になりがち。
口呼吸はさらに舌の位置を下げるため、悪循環が続きます。

口呼吸 → 舌が下がる → 顎の成長不足 → 歯並び悪化

この流れはよく見られるパターンです。

④ 舌のクセは噛み合わせにも影響する

見た目だけではなく、発音や食べる機能にも影響する大事なポイントです。

◆ 舌のクセに気づくサイン

次のような様子があれば舌のクセを疑ってみましょう👇

口がよく開いている

サ行・タ行の発音が聞き取りにくい

飲み込むとき舌が前に出る

前歯の間から舌が見える

くちゃくちゃ食べになりやすい

歯がガタガタ or 前に出てきた

一つでも当てはまれば要チェックです。

◆ 舌のクセは「自然には治りにくい」

舌のクセは習慣化しているため、自然に治ることはほとんどありません。
改善には MFT(口腔筋機能療法) が効果的です。

◆ 小児矯正と組み合わせると効果が高い

舌のクセが原因で歯並びが乱れている場合、
インビザラインファーストなどの小児矯正と併用することで、
歯並びの改善が長期的に安定しやすくなります。

6〜10歳は顎の成長が活発な“ベストタイミング”。
クセ改善と矯正を組み合わせることで、
抜歯を避けられるケースもあります。

◆ 宮原・加茂宮・土呂・大成エリアで舌のクセ・歯並び相談は当院へ

当院は
📍 宮原駅・加茂宮駅から徒歩圏内
📍 土呂駅・大成・ステラタウンから車で3〜5分
📍 女性ドクター在籍・MFT対応



宮原・加茂宮・土呂・大成エリアで
「舌のクセが気になる」「歯並びが悪くなってきた」という方は
【宮原はれのひ歯科・矯正歯科】へお気軽にご相談ください😊